くりっこ劇団
- 担当:くりっこ劇団
内 容
方言を使った人形劇や、演劇を行っています。人形劇では、五城目の朝市を取りあげたもの、伝統的なむかしばなしや、地域に伝わるおはなしなど、方言を入れて、笑いをさそえる作品を上演しています。上演は、地域の交流サロンや、老人福祉施設、小学校の授業や子ども会、保育園など幅広く活動されています。
大切にしていること
「子どもたちに『むかしばなし』や、五城目に伝わる話をつたえていきたい、という思いがあります。昔は、『ももたろう』や『かぐやひめ』などは、皆子どもの頃に何度もよく聞くお話でしたが、今の子どもたちは、知らない子もいます。そういった子どもたちに、むかしばなしや、ここ五城目につたわる話を人形劇でおもしろく伝えて、むかしのことや、五城目という場所に興味を持ってもらえたら、と思っています。また、『人形劇』といえば、子どもが対象のイメージがありますが、子どもだけが見ておもしろいものではなく、大人が見ても楽しめるものをつくることを大事にしています。
高齢者の方々が多い場では、方言を多めに脚本をつくり、子どもたちが多い場では、わかりやすい言葉にする。その時々で、脚本に手を入れて、子どもも高齢者の方も、親子で見に来てくださった方も、参加される方が楽しめるように、集まる方によって脚本を工夫しています。」
今後について
「劇団をつくってから5年が経ち、知名度が上がってきて、公民館や教室サイズのお部屋から、会場が広くなってきました。舞台装置も、3メートルと、とても大きくなりました。今後も、レパートリーを見直しながら、より多くの方に見て、楽しんでいただけるように、工夫していきたいです。」