伝統文化こども教室事業「天翔太鼓」
- 担当:五城目町 教育委員会 生涯学習課 町民センター 1F TEL 018-852-4411
○子ども天翔太鼓
五城目天翔太鼓は、平成2年6月に創設されました。平成元年、五城目町と千代田区が姉妹提携を結び、神田明神将門太鼓が当町で演奏されたことをきっかけに、神田明神将門太鼓の代表である米山穂積先生に創作を依頼しました。
「風(風に歴史を問う)、土(土にいそしむ)、心(心に未来を聞く)」の3曲の組曲を基調曲として6曲を持ち曲としています。先達が豊かな自然の中で築きあげてきた風土と伝統・文化・未来への思いを組曲で表現しています。
内 容
子ども天翔太鼓は教室では、町内の小学3年生から中学3年生が、6月~11月までの日曜日午後6時から7時の1時間、月3回程度、広域体育館で練習をしています。
受講料は無料で、バチなどの練習に必要な備品は生涯学習課で準備しています。
平成28年度の活動は計19回で、小学生3人、中学生2人が参加しました。小学生は初心者2人、経験者1人、中学生は2人とも経験者でした。10月には舞台発表も行いました。
太鼓は大太鼓と小太鼓があり、小太鼓はベ-ス音で先生がたたきます。
大太鼓は子どもたちがたたきます。始めは皆初心者なので、まず、バチの持ち方、立ち方から指導します。小学生はまだ身体ができていません。太鼓に向き合ったときの気持ちや集中が違うので心構えから伝えています。
その後、メトロノ-ムを使用してリズム取りをします。基本的に全体で教えますが、一人ひとり経験が違うので、個別にそれぞれの進歩に合わせて指導することもあります。同じ曲を演奏できるようになると仲間意識が生まれてきます。皆で一本通して曲を演奏すると、一人でたたいているときとは迫力が違い、子ども天翔太鼓の一員として、自分も太鼓たたいているという喜びが出てくるようです。
始めはバチも上手く持てなかった子どもが1曲演奏できるようになる。それは、子どもの中で、頑張ったらできるという経験になります。
子ども自身が興味を持ったので入ってこられる方や、大人の天翔太鼓に関心を寄せている方など様々な動機でお子さんの練習を見守る、という形で保護者の方には参画していただいています。
平成29年度も、5月中旬から募集を始めます。
小・中学校へ案内を配布いたしますので、ぜひご覧ください。
- 天翔太鼓チラシ 兼 申込書
- 広域五城目体育館